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塗料の種類とグレードについて

塗料にはさまざまな種類とグレードがあり、現在よく使用されてる塗料の4種類の中でグレードの低い順に並べると以下になります。

・ウレタン系塗料
・シリコン系塗料
・フッ素系塗料
・無機塗料

塗料はグレードが高いものほど劣化しにくく、次に塗り替えるまでの期間が長くなる傾向にあります。
逆に、グレードが低いものほど劣化が早く、再塗装までの期間が短くなる傾向にあります。

そのため、塗料を選ぶ際には価格だけでなく耐用年数についても考える必要があります。

今回は価格と耐久性のバランスがよく、一番人気の高い「シリコン系塗料」について解説していきます。

シリコン系塗料のメリット

シリコン系塗料は、価格と耐久性のバランスが良く、次に塗り替えるまでの期間も長めです。
コストパフォーマンスの良さにも定評があり、以下メリットがあります。

・耐用年数が長い
・価格と耐久性のバランスが良い
・汚れが付きにくい
・紫外線、高温に強い
・光沢保持率が高い
・豊富な種類がある

シリコン塗料は発売から十数年経っており、実際の環境での耐久性実績があります。
耐久年数は、塗料メーカーが室内のテスト装置で出した値で実際の環境ではありません。

ですので、塗装業者の中でも実績があるシリコン塗料を支持する方が多く、今現在も高い人気とシェアに繋がっています。

シリコン系塗料のデメリット

メリットの多いシリコン系塗料ですが、当然ながらデメリットも存在します。

・ひび割れしやすい
・ウレタン系塗料よりも単価が高い
・密着性が低い

シリコン系塗料には撥水性があるため、そのぶん、密着性が低くなります。
また、ひび割れもしやすいというデメリットがあるのです。

ですが、質の良いシリコンであれば、さらに「ひび割れしにくい」「カビが発生しにくい」などの効果があるものもあります。

また、密着性の問題に関しては、業者側が下塗りを適切にすることによってカバーできます。

適した業者と塗料を選ぶことで、デメリットの軽減・解決が可能になるでしょう。

シリコン系塗料を選ぶ時の注意点

シリコン系塗料の中にもグレードがあり、中には質の悪いものも存在します。
シリコンの含有量が少ない塗料や、耐久性の低い単層弾性の安いシリコン塗料を使用している場合もあるのです。

シリコン系塗料と謳っていても、見積金額が格安だった場合には、塗料の質が良いものかどうかチェックする必要がありますが、専門知識のない方が質を判断するのは難しいと思います。

また、シリコン系塗料は、さらに水性・油性、1液型・2液型と分けることができ、タイプによって特徴が異なります。
一口にシリコン系塗料といっても、種類によって耐久性や機能に差があるのです。

自宅の外壁に最も適したシリコン系塗料は何なのか?

信頼できる業者であれば、塗料の種類や機能は熟知しているのが基本になりますので、専門知識を持つ業者にアドバイスを求めることが、一番良い選び方だといえるでしょう。

最後に

シリコン系塗料は、どの塗料を使うべきか迷った場合は、シリコン系塗料を選べば良いといわれているほど、一般的な塗料です。

デメリットもありますが、コストと耐久性のバランスの良さが魅力の塗料です。

適切な施工を行ってくれる業者を選べば、デメリットの軽減も図れ、総合的に見ても優秀な塗料だといえるでしょう。

FJペイントでは、専門知識を持つ経験豊富な職人がお客様の予算、住まい、イメージに合わせた塗料をご提案させていただきます。
是非お気軽にお問合せください。